
お茶のブログ トピックス
池田製茶は、茶商です。
毎日飲んでいただいているお茶は、
茶商という茶取扱い業者の手を経て皆さんのお手元に届いています。
茶商とは、茶農家が作った荒茶(摘みたての茶葉を蒸し、揉み、乾燥させたもの)を仕入れ、それぞれの味に仕上げるべく、葉・茎・粉などの種類に選別し、火加減をして火入れを行い、品種のバランスを考えてブレンドするのが仕事です。
池田製茶は、いわゆる茶商。
鹿児島県内に24社ある社団法人鹿児島県茶市場の指定買受人として、県内の生産農家から集められたお茶を入札できる業者なのです。
池田製茶は直接、市場で厳選してお茶を仕入れていますので、お客様のニーズに合ったお茶をお届けすることができます。
ブレンドは茶師の腕の見せ所
いいお茶を安くお届けすることのほかに、注目したいのが茶師のブレンドのワザ。入札で仕入れた荒茶を「甘味がある」「形がよい」「色がよい」「香りがよい」という特徴に大きく分け、これをどのように、どのような割合でブレンドするかで、お茶の味が決まってくるのです。
ブレンドと一言でいうと、「あまり良いイメージが湧かない・・・」という方もいらっしゃると思いますが、お茶屋のいうブレンドとは、お茶を、より味良くバランスのとれたものにし、品質を一定に保つ為にブレンドする事をいいます。
逆に単一品種のお茶は、味にかたよりがあり、あっさりしすぎて物足りないという感じを受けると思います。よって、ブレンドは、日本人の奥深く繊細な味覚には欠かせない、茶師の腕の見せ所なのです。
池田製茶を代表する自慢の味「煎茶プレミアム 華」仕上げ
池田製茶では、さまざまなニーズにお応えできるよう、茶種、質、共に豊富なバリエーションを取り揃えておりますが、なんといっても一番人気は 「煎茶プレミアム 華」 。
色と味が濃い茶葉を厳選してブレンドした当社の看板商品です。
この味ができるまでには、さまざまな試行錯誤がありました。
初代の祖父から引き継いだ香りを頼りに、何度も何度も配合比を変えてのブレンド、火入れ加減の微調整を繰り返し、やっと納得のいく、池田製茶を代表する味にたどりつきました。
湯のみに口を近づける初動の焙煎のあまい香り。口にふくんだ時のうま味の広がり。のどを抜ける時ののどごしの良さ、あとあじの良さ。飲んだ後の鼻に抜ける余韻ののこる香り。
お茶を吟味する「目利き力」、どのお茶を組み合わせるかの「ブレンド力」、うまみを引き出す「焙煎力」を駆使し、「美味しい」とくり返し買ってくださるお客様が増えるたび、妥協しないでよかったと心からうれしくなります。
これからもお客様に喜んでいただけるお茶をお届けできるよう精進したいと思っています。
二つとして同じ物のない茶葉の状態や、その日の湿度などを熟練の感覚を研ぎすませ、火入れ温度などの微妙な機械調整を的確に、且つ丁寧に仕上げております。まさに茶師の匠の技術です。
食品安全方針の確立
当社は、農家が生産した生産物を有効活用し、安全で、良い製品をお客様のお手元に届ける使命
を持っています
このため、生産現場からお客様の食卓まで、「安全で、安心できる良質な食品」を届けるため、
フードチェーン(畑から食卓まで)全体が一丸となり、安全で安心して食べることが出来、かつ
おいしい食品を安定して製造供給し、お客様に満足していただけることを目的とします
当社は、FSSC22000(食品の安全に関する国際規格)に従い、次の項目に注力し、製品を取り扱
う全ての段階で継続的に食品安全と品質の維持・向上・改善に努めます